令和5年1月元旦
令和5年年頭にあたって
常路麺打ち愛好会
会長 新嵜 照幸
会員の皆様 新年あけましておめでとうございます。 令和5年をお健やかにお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
さて、今年は3年ぶりの行動制限のない年頭となりました。久しぶりに旅行や家族との団らんを満喫された方も多かったと思います。しかし、新型コロナの感染者数は相変わらず多いのが実情です。ウィズコロナで政府も経済に舵をきりました。多くの行事も復活しつつあります。
私たちも、コロナ対策を講じながら練習会を実施してきました。しか事業の多くは中止しました。研修旅行、市民文化祭の模擬そば店は実施しませんでした。
会員数が減少傾向にある当会としては会員拡大を4年度の重点方指針としてきました。その一環として、夏休み親子そば打ち講習会、そば打ち講習会を計画し実施しました。夏休み親子そば打ち講習会には4組7名が参加、そば打ち講習会は8名の参加がありました。そば愛好者の底上げを目指して参りました。
私たちが所属しているNPOそばネットジャパンでは、コロナワクチンの接種、抗原検査陰性を条件に手洗い(消毒)、マスク着用で検定会をはじめとして各種行事を実施しました。特に4年度の目玉事業は、そば学検定の実施です。手打ちそば伝道師制度は、そば打ち技能検定と、学術のそば学検定を両輪と位置づけてまいりました。そば学検定試験はこれからですが、テキスト作成、講習会の実施してまいりました。私たち常路麺打ち愛好会としても2名がエントリーしたおります。そば学は4年度限りではありませんので、今後多くの会員に挑戦して欲しいものです。
西部蕎麦連では、昨年に引き続きソバ栽培体験学習を実施しました。趣味のそば打ち(もちろん食として)で使用しているそば粉ですが、種まきから育成刈り取り、脱穀の工程を自らの手で実施しそばの植物的特徴、栄養学を併せて学びそば打ちの奥深さをより実感出来ました。
ただ、当会からの参加者が少ないのが会長として申し訳ない限りです。
趣味のそば打ちですから、打つだけでも良いのかもしれませんが、ソバの植物的特徴、自らソバ栽培をすることにより、よりそばに愛着が沸きます。そば学でそばの歴史、植物的特徴を知り、栄養を学び、身体的特徴を学んでそば打ちに生かしていけば最強です。
NPO法人そばネットジャパン(SNJ)の目的は「伝統食文化としての“手打ちそば”の普及・啓発を図るとともに“手打ちそば”を通じて社会奉仕活動を実践し、
地域社会に貢献する」です。そのための事業を
①交流事業
全国のそば仲間との交流を通じて伝統食文化の普及・啓発図る
②地域文化の継承・ 地域活力の向上
手打ちそばで社会に貢献する
③手打ちそば伝道師 (そばづくりスト)の育成
手打ちそばの技能は無論の事、そばに関す知識を学んでそば伝道師として後進の指導を
図る
です。
この理念をそば仲間と実践して行くことにより深く趣味の幅を広げ、地域に貢献していくことになります。
「そばが打てれば良い」、それも趣味ですが、美味しそばを打つためには自らの技能を高めればより打てます。仲間との交流で得る技能があります。地域の皆様(そばだけではなく)との交流で地域貢献も出来ます。
令和5年は多くのそば仲間、会員を増やす活動をしていきたいと思います。ジャパン理念に共応して、技能、学術に取り組んで行きます。
令和5年は良い年でありますように願うばかりです。卯年は「飛躍」や「向上」の年と言われています。是非とも飛躍したいと思います。
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