令和3年度は、2020東京オリンピック、パラリンピックが1年延期となり賛否ありましたが、開催し、成功の内に終了しました。日本選手たちは、地元開催で大活躍しました。感動の場面が多かったです。ただコロナは終息するどころか新たな株の出現で一年間、非常事態宣言もしくはまん延防止等重点措置が継続していた印象でした。従って令和3年度事業は縮小せざるを得ませんでしたが、練習会はコロナ対策を実施しながら開催してまいりました。
 私たちが参加をしているNPOそばネットジャパンは、感染対策を講じながら五段までの検定会実施してまいりました。北海道本部も3回の検定会実施、栃木、千葉でも検定会を開催してまいりました。順調に事業運営をこなしてまいりました。
 西部蕎麦連では、NPOそばネットジャパン後援を得て、「ソバ栽培事業」を3年度も実施し、大成功でした。また、10月よりジャパン認定のそば打ち教室を2期開催いたしました。コロナ禍受講者が継続出来なく2期でいったん休講としましたが、令和4年度は再構築して実施したいと思います。

 私たちの活動は、これまでも、これからも変わりはありません。会の仲間とのそば打ち研鑽、地域の活動は西部蕎麦連と、さらに大きな活動はそばネットジャパンで仲間と大いに楽しみながら活動していきます。
 そばは一人でも打てますが、仲間と一緒だとより楽しいし、技能向上にもつながります。会の仲間、他組織の仲間に囲まれて本当のそば打ちをやってて良かったなと思います。美味しそばを打つために、普段から自らの技能を磨いていきたいと思います。
 自らもさらなる技能向上、知識向上、視野の拡大に取り組んでいきたいと思っております。
 会員各位の協力もお願いします。一人でも多くの仲間をふやすため、これからも多くの会員を募ってまいりたいと思います。

 私たちは「常に真摯に取り組み、いつも路半ば」現状に満足したら進歩は止まるをモットーに会の名称を「常路麺打ち愛好会」としました。名に恥じないように地道に着実に前に進んでまいりたいと思います。
 私たちは「そばを通じて、仲間との交流と地域社会への貢献」を活動目標に掲げています。その趣旨に賛同してくれる会員をもっともっと増やし、その仲間とともにそば打ちの趣味をさらに奥行きの深い趣味として楽しく取り組んでいきたいと思います。そば打ちは一朝一夕に出来るものではありません。これからも一歩一歩歩んでまいりたいと思います。

                                       2022年 4月 1日
                            常路麺打ち愛好会

                                         会長  新嵜 照幸
 代表挨拶